割烹　潮（うしお）

こんちわ～

先日の渡嘉敷島で日焼けした顔の皮が剥けてきました

いつも潜ってばっかだからB面（背中）は日焼けに強いんだけど、A面（顔・胸側）は意外と日焼けに弱いのね・・・

まぁ、それでも人よりゃ黒いんでしょうが・・・。


今日のまかないは茶そばでした。

ちょっと前まで東京の居酒屋さんとかでよく見かけましたね。

なんだろ、プチブームだったんやろか

しかし、茶そばって旨いの無いよな～

ま、基本乾麺が多いから余計難しいんでしょうが・・・

お茶の香りが全然無いものが多いよね。

この茶そばは仙台のお客様からのいただきものでしたが、まずまず旨かったです

ちゃんと香りもコシもあったしね

沖縄にいるとなかなかおいしい蕎麦を食べれる機会が少なくて、蕎麦好きのあっしにゃ悲しいです

ちなみにあっしの蕎麦屋の使い方は、昼すぎにお客さんが少なくなった頃（１４～１５時）に店に行き、新聞でも読みながら板わさや出汁巻き玉子なんかをつまんで日本酒を呑み、最後に蕎麦をたぐってシメるのが好きです

完全におっさんの行動ですな・・・

ま、元々居酒屋の発祥は蕎麦屋からきてるので使い方は間違ってないと思われます。

蕎麦屋は呑むとこでっせ～


今日の雑学

ご存知の方も多いと思いますが、蕎麦にはいろんな種類があります。

更科や二八、田舎など・・・。

更科は蕎麦ガラを取り除いた芯の白いとこだけを粉にして打った蕎麦で、色も白っぽくかなり品のイイ味です。

田舎は更科とは逆に蕎麦ガラごと粉にしたもので、つなぎも使わず色も黒っぽく蕎麦の香りがしっかりとするものです。

二八は田舎と同様に挽いた粉に小麦粉をつなぎとして混ぜたもので、田舎よりもコシが出やすくなります。

このときの小麦粉の分量で二八（小麦粉２に対して蕎麦粉８）や外二（小麦粉２に対して蕎麦粉１０）などの呼ばれ方をします。

ちなみにあっしが今まで食べた蕎麦の中で旨かった店は、静岡の「藪蕎麦　宮本」と長野の「ふじおか」です

この２件はダントツ旨いです

旨いと言われる有名店ももちろんおいしかったんですが、次元が違います

何故２件かというと、まったく違うタイプの蕎麦なんです。

「ふじおか」の蕎麦は更科的なキレイな蕎麦、「宮本」の蕎麦は田舎的なガッシリした蕎麦です。

俺が尊敬する数少ない料理評論家（だいたい料理評論家は味オンチでアホが多いから）の宮下裕史さんの言葉を借りれば「ふじおかの蕎麦は草、宮本の蕎麦は土」という表現がピッタリきますな

近くに行くことがあれば、絶対に食べておいたほうがイイ蕎麦ですよ～