2008年06月19日
和食オードブル
こんちわ
梅雨も明けて天気のイイ日が続き、毎日でも海に行きたい潮のユキです
・・・仕事しなければ・・・
今日は潮の和食オードブルの紹介~
今回は2段です。
1段目は前菜の盛り合わせ
鱧南蛮漬け、紅梅人参、牛八幡煮、焼茄子お浸し、茶豆当座煮、青柳時雨煮、出汁巻き玉子、本鮪珈琲煮、水菜と薄揚げお浸し、小芋・島雲丹磯辺揚げ、胡瓜たまり漬け
2段目はちらし寿司~
のってる物は、本鮪(県産)、ミル貝、小肌、青柳、錦紙玉子、絹さや、青葱、もみ海苔、茗荷
自分で作っててなんだが・・・、鮪旨そぉ~
オードブルのご注文は3日前までにお願いします。
料理の内容などは、ご相談で決められますのでお電話ください。
今日の雑学
絹さやです(笑)
日本料理では基本、絹さやのチョロンと出ている芽(ヒゲ的なもの・写真)は取りません。
「芽を摘む」という意味で、ゲンをかついで取らないんです。
日本料理はよくゲンをかついだりします。これは昔からのことが多いです。
例えば・・・
うなぎをさばく時は背から開く(関東式)切腹を忌み嫌うため
空豆を天豆と呼ぶ空=からっぽのイメージを嫌い、空=天の字をあてた
すり鉢を当たり鉢と呼ぶすり=泥棒のスリのイメージを嫌い、縁起のイイ「当たる」という言葉をあてはめた
「刺身」とあまり使わず「造り」という刺すという言葉を忌み嫌い、関西で使う「造り」という言葉を使っている
・・・などなど色々あるんです。
少し話しがズレますが、天婦羅などの下に敷いてある「天紙」の折り方にも祝儀・不祝儀があるんですよ~
天紙は正方形の紙を斜めに折って重ねたものを使いますが、前に重なる部分の右が下がっているのが祝儀用、左に下がっているのが不祝儀用なんです
たまに逆になってるアホな天婦羅屋もありますが・・・
実はこれは意外と知らない料理人も多くて間違ってる店もかなりあるんです
はぁ~、ちゃんと勉強しいや~
ちなみに「ゲンをかつぐ」の意味は「縁起をかつぐ」ですが、何故「ゲン」かと言うと・・・
昔の江戸っ子の遊び言葉の中で「縁起」を逆さに読んで「ぎえんをかつぐ」にしていたのが略されて「ゲンをかつぐ」になったそうです
江戸っ子っちゃ~洒落がきいてるねぇ~
Posted by ユキヨシ at 18:15│Comments(2)
│弁当・仕出し・オードブル
この記事へのコメント
ぎぇん→GEN→ゲンですか~い。
すごいね~、ニーニーなんでも知っているね~。
必死で覚えることにしよう。
当たり鉢ね。
すごいね~、ニーニーなんでも知っているね~。
必死で覚えることにしよう。
当たり鉢ね。
Posted by ハチヨコ at 2008年06月19日 20:30
>ハチヨコどの
バブルの頃のTV業界用語みたいやね(笑)
バブルの頃のTV業界用語みたいやね(笑)
Posted by ユキヨシ at 2008年06月20日 13:24